法人向けサービス概要
長谷川メンタルヘルス研究所では、「前向きな心の健康」、そして「ストレスに強い組織作り」をめざして、ストレス予防から問題の早期発見・介入まで、ニーズに合ったストレス・マネジメントを支援しています。企業さまの要望にあわせた「オーダーメイドのメンタルヘルス・サービス」を提供することが可能です。
<総合的メンタルヘルス予防サービス>
- ストレスチェック(平成27年より義務化)
- ストレスチェックテストの結果から、職員には自分の仕事のストレス・ストレス反応・支援状況を把握し、予防や健康管理に役立てます。集団分析では、職場の健康リスク・仕事のストレス・支援状況を把握し、職場改善に役立てます。
- ストレスマネジメント(組織のためのメンタルヘルス)
- 個人と組織のストレス予防・対処能力の向上を目指すプログラムです。
- 復職支援(円滑な職場復帰)
- 個人(復職者)と職場(受け入れ側)への支援をするためのサービスです。
<メンタルヘルスの現状>
日本のうつ病患者数が増加し、メンタルヘルス不調による長期休業者の増加が、多くの企業や組織を悩ませています。国はさまざまな指針や法改正を行ってきましたが、なかなかメンタルヘルス不調者数の歯止めが見えてきません。
組織的な有効なメンタルヘルス対策が急務となっています。メンタルヘルス対策としては、不調者を出さない工夫(一次予防)、早めの手当て(二次予防:初期支援)、発病後の工夫(三次予防:復帰支援、再発防止)を組織全体で行っていく必要があります。
<当研究所の特徴>
当研究所では、平成1年(旧:長谷川精神医療教育研究所)から効果的な企業・組織のメンタルヘルス対策の研究開発を行ってきました。組織レベル、個人レベル、一次予防、二次予防、三次予防という「予防」の観点から、多面的なメンタルヘルス対策をポジティブメンタルヘルスとして考案してきました。そして、それぞれの企業・組織のニーズや内的資源や現状に合ったオーダーメイドのメンタルヘルス対策を提案、実施してまいりました。
個人レベルでは、ストレスチェックテストの実施、メンタル不調者へのフォーローアップカウンセリング、随時カウンセリングを行い、個人がストレスに潰されることばないように、さまざまなストレスマネジメント法を用意しています。また、カウンセラーはそれぞれの問題や症状に効果があると言われている認知行動療法やマインドフルネスなど、さまざまな心理療法を駆使して、支援に当たります。
組織レベルでは、ストレスチェックテストを統計処理することで、集団分析を出すことができます。それを使って、組織的なメンタルヘルス対策の改善や策定を行ったり、メンタルヘルス対策の効果を測ることができます。また、ラインケアシステムづくりのための研修やストレスに強くなるための、セルフケア研修など、さまざまな研修も行っています。さらに、メンタルヘルス不調や問題のある部下をもった上司へのコンサルテーションやグループコンサルテーションも行います。